見どころでポーズin足立区♪2018年11月
今年も残すところ2か月を切りました。足立区のおもしろ遊具をめぐるシリーズで区内をあちこち自転車で走り回ると、季節の移ろいを感じることができます。公園や緑が多い足立区で、竹ノ塚駅周辺などでは街路樹にかりんが植えられている場所があります。
ここにも!ほのかな甘い香りは、近づいてくる冬を感じさせます。
頂いてもいいのかな?
曇りがちですが、透ける青空の色濃さ!秋ですねー。
今日訪れたのは
暗がりに
ヤマタノオロチ?
ちょっとユーモラスなその顔に
「ネバ―エンディングストーリー」を思い出しつつコブラのポーズです。
「あーなつかしいねぇ... (; ・`д・´)猛烈に見たくなってきた!」
ハリーポッター前時代のファンタジー映画の金字塔ですね。
原作はドイツ人作家ミヒャエル・エンデの書いた「はてしない物語」です。この映画がはやった当時、友人からこの「はてしない物語」のハードカバー本を借りて読みました。
読書好きの少年が一冊の本を手にするところから始まる物語なのですが、ハードカバーのこの本はその少年が手にした本を再現するような装丁になっています。つやつやとした赤い布張りの表紙、シーンによって印刷の文字の色を変えるなど、随所に工夫が凝らされたとても美しい本です。多くの国で翻訳され、各国の出版社が装丁しましたが、日本版が一番よくできているとエンデも喜んだそうです。
さらに近所をぶらぶらしていると
銀器!珍しいと思って後で調べると
大手の会社でした。結婚式場なんかで目にする以外はあまりなじみのない銀食器。ひと昔前の時代を描いた小説などではよく出てきますね。「レ・ミゼラブル」で主人公が盗んだ銀の燭台。「チャングムの誓い」では王様のご膳の毒味を銀の匙でしていましたっけ。
ところで
銀って、ホントに毒に反応するの?
古来から暗殺などによく使われたのはヒ素。量によっては摂取してもすぐ反応が出ず、毒味役がけろりとしていることがあるため、食物にヒ素が含まれていないか即座に調べる方法はないか…。そこで使用されたのが銀の匙なのだとか。
銀がとっても黒ずみやすいのはご存知のところですが、あれは硫黄にに反応し表面に被膜ができるからなんだそうです。
かつてのヒ素は多くの硫化物を含んでおり、食品にヒ素を混入すると、その硫黄成分が銀に反応して「むむ!これは怪しい!」と。ヒ素そのものに反応するわけではないんですね。
現在は精製技術が上がってヒ素に硫黄が含まれることは無いので、銀の匙でヒ素を検出することはできないんだそうです。(・_・D フムフム
沿道ではまだコスモスが風に揺れています。明るくなってきた午後、アゲハチョウも冬を前にお食事に忙しい様子。
「せっかくだから、もうちょっと先まで行ってみない?」
サイクリングが気持ちいいのも、あと少しかもしれません。
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