2019年4月8日❀今日は花祭り❀
どっちを向いても桜や様々な花が目を楽しませてくれるようになりましたね♪
春爛漫の今日、4月8日は花祭りです。熱心な仏教徒というわけでもないのですが、病院の帰り道に通りかかった北区田端の東覚寺ののぼりを見て気づき
立ち寄ってみました。
花祭り(灌仏会)はお釈迦様の誕生を祝う仏教行事で、宗派を問わず行われます。
こうしてかわいらしく飾られた花御堂(白い象はインドでは聖獣。お釈迦様の誕生をその母に夢で告げたとか。)に
お釈迦様の誕生時の様子を映した誕生仏を飾ります。
お釈迦さまは生まれてすぐに
「すくっ!」
と立ち上がって東西南北に7歩づつ歩き
「天上天下唯我独尊」
とおっしゃいました。
この言葉はさまざまに解釈されていますが
「人はだれしもが、それぞれ尊くかけがえのない存在である」
という意味だとか。
甘茶を注ぎかける風習は日本ならではのもので、
甘茶はお釈迦様の誕生を祝って空から甘露の雨が降ったという言い伝えにちなんだもの。
さて、ひとしきりお参りを済ませ見回せば
そうそう、もう仕方ないのよ。シワもシミも。
むむ、奥が深い。
などと
おなじみの弘法大師様や
最近、スマホ歩きを増長するのでは?と風当たりの強い二宮金次郎さんも。
さて、このお寺の隣にはとっても目を引く
赤紙仁王尊が立っています。
そのお姿が
こちら!
もう赤い紙ですっかり覆われてまったく見えませんが
こんな風らしいです。
習わし通り、右側の阿像から
左側の吽像へお参りします。
貼り付けられているのはカシャカシャと硬めの紙で、なぜかみんなしわしわ。
雨にあたるとこうなっちゃうのかな?
それにしても、この紙はたまにはスッキリ剥がしてあげたりするんでしょうか?
皆の祈りを一身に引きうけて頑張っている仁王様にも、たまには肩の荷を下ろしてのんびりしてほしい気が、しますよね…。
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