Happyの壺をいっぱいに🎁
先日参加してきたある講習会で、おもしろいお話を聞いてきました。
それは、「心の中の素焼きの壺」というお話。
人の心の中には「ストローク」を入れるための素焼きの壺があります。
ストロークは、「じぶんの存在が認められている」と感じるいろいろなこと。誰かに褒められる、同意される。笑顔であいさつされたり、よぉ!と肩をたたくスキンシップや、アイコンタクトなどの些細なことも含みます。
また、ストロークは自分で自分を認めることもでも得られます。
心の壺がストロークで満たされているとき、人は生き生きと元気で心にもゆとりがあり、他人に対しても優しくできる、つまりストロークをあげることができるんだそうです。
ただ、心の壺は素焼きで出来ているので、せっかくのストロークも底から少しずつしみだして減ってしまったり、ショックな出来事などで壺にひびが入って流れ出てしまったりします。
また、「ディスカウント」という否定的な考え(私/おまえなんてだめだ、など)で壺から奪われてしまうことも。ストロークが足りなくなると、人は不快な感情や心身の不調に陥りやすくなります。
という訳で、日々を元気に過ごすためには常にストロークを補給し続けるようにしなければいけないわけですが
どうやって?
人が与えてくれるストロークは拒まない。そして足りなければ自分から積極的にもらいに行きましょう!
甘えていい人には甘え、「私、えらいでしょ?ほめて!」と、おねだりする。
気の合う友達に会いに行ったり、
愛想のいい店員さんのいるお店に行ってみるとか
あるいは自分で自分にストロークをどんどんプレゼント!「今日の私、がんばった!」と声に出して言いましょう。
そして、ストロークをもらって満たされたら、自分も誰かにストロークをプレゼントしましょう。そうすることで、もらった誰かはまた笑顔のストロークを返してくれるかもしれませんよね。
この「ストローク」という考え方は心理療法で用いられるもので、専門的にはもっと様々な分類があり難しいようですが
日常に当てはめてみると
介護や子育てでイライラしている人、ストロークをあげるばかりで心の壺がからっぽになってるかも。
頑張り屋さんすぎて、周囲の手助けを素直に受けられない人は、心の壺にふたをしてストロークが入らないようにブロックしてる?
そうそう、ストロークを人の壺に投げ入れるコントロールがすごくいい人、いますよね!
知り合いの数とストロークの量、一緒ではないかな。
などなど…。
デリケートな心の壺と、コミュニケーションという形のストロークの交換。
周りの人のこと、自分の心の状態、ちょっと考えてみるよいヒントになりました。
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