2019年あけましておめでとうございます!
新しい年が始まりました。
「お正月なんてたかが今日の明日じゃん!」と憎まれ口をききたくなるほどにあわただしい年末が過ぎ去り、開けてみればやはりすがすがしいお正月の朝です。
新年と言えば「一富士、二鷹、三なすび」
とくれば
「富士山が見たいね!」と、はるばる
静岡県までやってきました。
沿線は製紙工場が多く、いつもより濃い青空に、お正月の今朝も煙突が白煙を上げています。工場の隙間からはちらりと富士の頂が。
列車を降りててくてく…
日差しがまばゆいねぇ(*´з`)
と、
ぬぉ⁉
何ですかこれは!
「女体の森」!
期待に胸膨らませつつお参りするも
比較的普通の神社でした。お隣は小学校。
「女体の森」についてきちんと聞き込みをしたほかの方のブログから
この神社の森はその昔船乗りたちから「女体の森(=3人の女神を祀る神社の森だったため)」と呼ばれ、とりわけその中の大きな松の木は海上からの目印として親しまれていたんだとさ。
というようなことらしい…。
年始早々から妄想に踊ってしまった自分を恥じつつ
先に進みます。
風情のある道を進み
何と!
モンキチョウのようです。
3~11月ごろが出現期ですので、1月初めの今頃に出会えるのは驚きです。
この辺りの斜面は一面ミカン畑で、こうしていたるところでミカンが無人販売されています。お正月の今、東京では400円前後するミカンが100円!
もちろん即買い。ちょっとカバンが重くなりましたがへっちゃらです。(ちなみにとてもおいしいミカンでした。)
丘を登ることしばし
「おお!」
歌川広重の「東海道五十三 由井」
は、ここから描いたらしいのですが、今日の富士山は
てっぺんがちょっぴりですが見えていますよ~ヽ(^。^)ノ
ありがたやありがたや。
日向の山肌をゆるゆると歩くこのコースでは
早春を告げる水仙が花盛り!甘い香りにうっとり…。
しばし猫のように日向ぼっこ。青空、富士山、青い海です。
時が止まったかのようなのどかさ。
それでも日の短い冬のこと、夕暮れ前に由比の港まで降りてきました。
「わ、大漁旗!」
漁船のお正月の装いを見ることができました。
「一富士二鷹三なすび」の続きは、「四扇五煙草六座頭(剃髪した琵琶法師)」。
なかなか夢に出てきてくれそうなものがないのですが、「四葬礼(=葬式)五雪隠(=トイレ)」、あるいは「五火事」なんていうのもあるんだとか。ちなみになすびと座頭はともに「毛が無い=怪我がない」との洒落ともいわれ…
ということは、そのたぐいのものはすべて縁起が良い?
「なら、私も縁起の良い夢を見た!(^^)!」という方が、たくさんいらっしゃるのでは(笑)。
皆様にとって今年が良い一年になりますよう
心よりお祈り申し上げます。
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