足立区・鷲神社の酉の市
今年一番の冷え込みでスタートした11月。冬の足音を感じる朝でしたが、昼時の日差しはまばゆく目を刺してきます。
外出先、予定と予定の間にぽっかり時間が空いたので、近くの鷲神社にやってきました。
同じ文字で「おおとり」と読むのはお酉さまとして有名な浅草の鷲神社。
こちらは足立区島根の「わし」神社です。先日訪れたとき酉の市の貼り紙を目にし、今日が一の酉の日と覚えていたのです。
なんて青い空なんでしょう!
昼時、人はまだまばらです。
氏子の方々はこの時間からつめて、車の誘導や
神楽殿の準備をしています。大変ですね。
一軒だけ出ていたお店。すでにお買い上げの方がいらしたようです。
そしてこちらは
神社直売?
かわいい~( *´艸`)
子供のころ「アンパンちゃん」「オタマジャクシ」「ハクション大魔王」などとあだ名されたBamboo。
小学校1年生くらいのころ、学校で催し物のためにおたふくのお面を作る時間がありました。男の子が「先生、おたふくってどんな顔?」と聞くと、担任の先生は「そおねぇ…石川さん(=Bamboo)みたいな感じの顔だから、石川さんをモデルにするといいわね!」と言いました。
しもぶくれ顔を気にしていたBambooはがっかりして家で話すと、両親は「先生、うまい!」とこれまた大ウケ。
(;´・ω・)がーん。
でも
今見ればかわいいことこの上なし!
おたふく=お多福、縁起のいいこともこの上なしです。
今日では派手やかな装飾が施されるようになった縁起物の熊手。
かつてこの時期、神社周辺に立った農機具の市で、熊手を買うと、おまけとして縁起の良いおかめの面がつけられたことから始まったとの説があります。
してみると鷲神社のこの熊手は、古来の伝統的なデザインを守っているようです。
ちなみに浅草の鷲神社の熊手は
これ。ちょっと寂しい?
おたふくの熊手を買おうか迷っていると、激しく!(^^)!手招きするはんてん姿のおじさまが。
なんだろ?と思っていると、甘酒をふるまってくれるようで
「そこに座って待ってな!」と
運んできてくださいました。
日差しは暖かですが風が冷たいこの日。昼ご飯を食べ損ねたおなかに、ぴりりとしょうがのきいた甘酒が染みわたります。
おいしぃ~。
神楽殿ではお囃子の稽古がはじまって、何とも楽しいひと時になりました。
今年の酉の市は
一の酉 11月1日、二の酉 11月13日、三の酉 11月25日
の3回。
今年はまだあと2回ある酉の市。
かわいい熊手を、次こそ買って帰ろ…。
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