断捨離日和

ここのところちょっとのんびり過ごしています。

おととし、資格試験に挑戦していた時は、試験が終わって勉強から解放されてしばらくの間は、「勉強しない一日って、なんて時間がたっぷりあるんだろう」と思ったけれど…

最近は…別にだらだら過ごしているわけじゃないんだけど、達成感のない時間の使い方をしているような気がします。コレハモッタイナイネ！

で、「なんかやった」感を得るためにちょっと力を入れているのが断捨離です。

もともとそれほど物を買い集めるほうではないので、テレビの断捨離番組で見るような

「5年前に買って一度しか使っていないキャンプ用品」やら

「便利そうだから買ったけど、使いづらかった調理器具」

「ひとめぼれして買ったけど、派手すぎて着ていないコート」

なんていうものは出てきません。

その代わりに

友達の結婚式の日に着たドレス

中学校の制服のコート

母のおさがりのきれいなワンピース

なんていう思い出がこびりついているものがたくさん。

今回はふと思い立って

大きな姿見を持ち出し、

その前で一着一着袖を通してみることにしました。

すると

鏡に映る残酷な現実(-_-;)

わかっちゃいたけど

ムカシノワタシはもういないのね…

それでもあきらめきれないお気に入りの一枚の

窮屈そうに閉まるジッパーは

「だから無理だってえ～！」と不満そうな音を立てます。

体重を落とすと上半身だけ変にげっそりとしてしまうことに気づき、

最近はあまり痩せないようにしていて、そのせいか体調もまあまあ。

だからこのジッパーがすんなり閉まるのは

多分何か病気になった時？？？…それもヤだわ…

なんて考えたら

ストンとあきらめがつきました。

ノンブランドだから古着屋さんも買ってはくれないので、

無料で引き取りだけしてくれる古着屋さんに

気が変わらないうちに持って行きました。

だれかいい人の手に渡りますように。

さて

長い事ずっとしまってあったお気に入りの数々。

たとえ着ることが無くても、

時々広げて眺めては昔を懐かしく思い出し

本当に思い入れがあったのですが。

しかし！

自分でもびっくりするほど

未練がない！

ヨガではよく

過去や未来にとらわれず

今この瞬間の現実を受け入れることで

生きる事が楽になる

なんてことを言いますが、

断捨離は

まさにヨガでした。