種まきシーズン到来!
桜もすっかり葉桜になり、ちょっと初夏を思わせる日も出てきましたね。ベランダから明るく降り注ぐ日差しを眺めていると、「種まきしたい!」という思いにいてもたってもいられなくなりました。
Bambooは種が大好きで、買ったもの、冬の間にどこかで採ってきたものなど、家の中には大量の種が。(写真のほかにもまだまだ…)
結局蒔いてもらえずに終わってしまうものも多いのですが、その中で今年は
去年採れたインドの綿から、今年2代目インド綿の収穫に挑戦。そして毎年定番の
アオバナ。蒔くまでもなくこぼれ種からすでに発芽していますが一応蒔いておきましょうねー。
大好きな西洋朝顔は今年は毎年のヘブンリーブル―ではなくフライングソーサーという品種。ただこの品種は夏の終わりにならないと咲かないので、初夏から咲いて夏の毎朝に楽しみをくれる、日本の定番の大輪咲き朝顔も蒔きました。
ちなみにヘブンリーブル―は今でこそどこでも手に入る品種になりましたが、私が出会った1990年代は街のホームセンターなどには売っていませんでした。探しに探し、日本橋三越の屋上にあった園芸コーナーで輸入のヘブンリーブル―の種に出会えた時は飛び上がって喜んだものです。
なぜ当時の私がこの品種に興味を持ったかというと、曽野綾子の「天上の青」という小説を読んだからです。一人の猟奇殺人犯の男と平凡な中年女性を描いたもので、穏やかで繊細な描写の中に登場人物の息の詰まるような緊張が織り込まれた名作でした。タイトルにもなっている「天上の青」(ヘブンリーブル―)は、このストーリーで主人公の男女を結び付けるきっかけとなった朝顔です。この作品は何度かテレビドラマ化もされ、私が見た1994年バージョンでは主人公の2人を佐藤浩市と桃井かおりが好演しました。もう一度見たいなぁ。
ということで、何と数えてみれば三越園芸コーナーでの出会い以来20年以上、ほぼ毎年ヘブンリーブル―を蒔いてきたのですが、今年はちょっと浮気して同一品種の色違い、フライングソーサーです。楽しみ♪
そして今年新たに挑戦するのが
タイ語で読めませんね(笑)!トゥルシー(ホーリーバジル)です。インドの伝統医療アーユルヴェーダでは「不老不死の薬草」とされ、抗菌・抗酸化作用、リラックス効果など様々な効能があるといわれています。タイでは「ガパオ」と呼ばれ、ガパオ炒めなど料理にも多用されています。今回蒔くのはトゥルシーの中でも希少品種の赤いトゥルシー。ハーブティーが苦手なBambooですが、トゥルシーティーは飲みやすく、胃がもたれたときなどに飲むとすっきりします。お茶になっているものを買うととっても高いので、自家栽培に挑戦!うまくいったら本格的なガパオライスも作ってみたいな♪
さて
ここでお知らせ!
Bamboo Yogaにご参加の皆様でご希望の方には、開催日にこの赤トゥルシーの種をプレゼントしております。蒔き時は5月いっぱいまで。数に限りがありますのでお早めにヽ(^。^)ノ
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