見どころでポーズin足立区♪2018年3月
暖かかったり寒かったり、目まぐるしくお天気が変わる春。体調を崩さないようにするのが大変な季節です。明るい日差しが降り注ぐ日でも何となくどんよりとした気分になってしまうのは、心のペースが乱れているせいかもしれません。そんなときはちょっと体を動かしてみるのが一番、ということで、今日は北千住にやってきました。ここ何年かでずいぶん変わって若者の街になった北千住ですが
路地をのぞくと
古いお寺
そしてお地蔵様です。このお地蔵さまは「仲直し地蔵」と書いて「なかよしじぞう」と読むんですね。なかよきことはうつくしきかな。
おとなりは
「かんかん地蔵」。かんかんと叩いてお参りするものだそうで、そのせいかずいぶんと削れています。
本堂でお参りをして
ふとみると
良いことが書いてありますね!
「すべてのいのちにありがとう」
「きみが笑えばぼくも楽しい」そして
「はきものはきれいに」
皆さんの心に一番響いたのはどの言葉でしょう。
私は最後のが。
よく父に叱られましたので。(^^ゞ
どこのお寺でも感じることですが、明るい陽の差し込む境内は、不思議なほどほんわかとしていて、人の気持ちを穏やかにします。
とても大きな白い花を咲かせるモクレン。その下には芭蕉の句碑です。
『弥生も末の七日、あけぼのの空朧々として、月は有明にて光をさまれるものから、不二の峰かすかに見えて、上野・谷中の花の梢またいつかはと心細し。
むつまじきかぎりは宵よりつどひて舟に乗りて送る。千住といふ所にて舟を上がれば、前途三千里の思ひ胸にふさがりて、幻のちまたに離別の涙をそそぐ。
行く春や鳥なき魚の目は涙
これを矢立の初めとして行く道なほ進まず。人々は途中に立ち並びて、後ろ影の見ゆるまではと見送るなるべし。 』
懐かしいですね、学校で必ず習う奥の細道。この句が詠まれたのは旧暦の3月27日。新暦なら5月12日、ゴールデンウイーク頃です。初夏の陽気に誘われ旅心がうずき、いてもたってもいられなくなった松尾芭蕉。昔の人も現代人と同じですね!
さて、にぎやかな宿場町だった千住の面影は今でもいたるところにあって
古い蔵や
絵馬の店
お団子屋さんも。
そしてこの町のタコさんは
宿場町らしいこんなところに
ここは?
千住ほんちょう公園です。
このタコさんは色彩もビビット、目玉があっちこっち向いている感じも躍動的です。ということで今日のポーズ、半弓のポーズです。躍動的でダイナミックな見た目とは裏腹に、心身にこわばりやざわつきがあるとたちまち崩れる形。なかなかうまくいかないだけに、ぴたりと決まった時には一瞬、しん、と静かになった感覚があります。
今日はあまり静かになれなかったけれど、
それはそれでよし。
小さな子とちょっと遊び、
さすが足立区です!安すぎる焼き鳥屋さん!は、
買って帰ろうと思ったのにまだ焼けていなかった…残念。
土手を気持ちよくサイクリングして帰ります。まだ枯れ草が目立ちますが足元には
可憐ですね!オオイヌノフグリ。漢字で書くと「大犬の陰嚢」です。
おあとがよろしいようで。
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