「おしえて!こはた先生!」第3回「膝が気になるオトシゴロ💛」

こはた接骨院の院長、こはた先生に健康とヨガのあれこれをお聞きする「おしえて!こはた先生」第3回テーマは膝関節です。そういえば最近「動き始め」に膝の違和感を感じているタケシ。「もしかしたら、変形性膝関節症の初期の可能性もありますね。」と先生。中高年の多くが苦しめられるこの病気、動き始め痛みは、初期によくみられる症状だそうです。女性の病気というイメージがありますが?「女性が多いことは多いですが、男性でもいらっしゃいますよ」

変形性膝関節症は、加齢等による筋力低下に不良姿勢や歩き方のクセなどの要因が加わって、膝関節に大きな負担がかかり、膝関節軟骨がすり減ることで痛みが起きる病気。女性に多いのは女性の股関節や骨盤の形状などが影響しているのかもしれないと。

ではどうすれば?「太ももなどの足の筋肉をつけ、膝にかかる負担を減らすことが重要です。」40代から毎年1パーセントずつ減ってしまうという筋肉。補っていかないとリスクはどんどん高まるんですね。

変形性膝関節症、中には症状が進行して膝が大きく外側に湾曲してしまっているような方がいます。内ももの筋肉、内転筋が弱まることで膝が外側に開き、内側の膝軟骨がすり減って足が変形してしまうパターンだそうですが、内転筋を鍛える動きと言えば内ももを寄せる運動ですよね。まっすぐに立つ山のポーズをはじめ、ヨガでは足をぴたりとそろえるポーズも多くあり、効果が期待できます。ただ、「もう私の足は曲がっちゃってくっつかないの!」と言われることもあり、ためらわれる場合もあるのです。リハビリ現場ではこういった場合はどうされていますか?「それはもう、やってもらうしかないのですが、無理のない範囲で『足をくっつけようという意識』をもってもらうようにしています。意外にご本人は足の間が開いている認識が無かったりするんですよ!」と理学療法士のS先生。そうなんですね!自分自身への気づき、これぞヨガですし。ただ症状が進んで大きく曲がってしまった足は、残念ながらトレーニング等で元に戻ることは無いそうです。そうならないよう、今から鍛えておくことが肝要ですね。ということで、

杖のポーズです。通常手は床に下ろしますが、こうしてもも上に触れてもらえば筋肉に力が入っていることを感じられますし、もも裏も伸びやすくなります。この杖のポーズはとてもつらいポーズで、背中や股関節の柔軟性との関係で腰が曲がってしまったり膝が伸び切らなかったりしがちですが、こうして

ももの裏側の筋肉を伸ばすことで、だんだん膝も伸びるようになってきます。


膝と言えば若い女性によくあるO脚、X脚。膝の間が大きく開いてしまったり

逆にひざ下が湾曲して開いて見えたり

これは膝に何か問題があるということですか?「成人のO脚、X脚に関しては、立ち姿勢に問題があることがほとんどです。『O脚X脚をなおします』とうたっているサロンなどでは、不良姿勢の原因になっている筋肉を緩めるなどして、一時的に姿勢を修正し症状を改善させているんですね。ですから、すぐに元に戻ってしまうんです。」

「正しい姿勢」。とても難しいですね!私たちは日常姿勢のことなど意識せずに過ごしています。ですから、仕事や生活の環境によっては姿勢に癖がついてしまうのは仕方ないことです。大切なのはその癖に気づきリセットする習慣を持つこと。続けていくうちについつい複雑で奇抜なポーズを追い求めてしまうヨガですが、ただ立つだけ、ただ座るだけといったシンプルなポーズは、自分をニュートラルな状態に戻すための物差し。そういった基本のポーズこそ、丁寧にじっくり向き合っていく必要があることを再認識しました。φ(..)メモメモ


さて、少しお話は変わりますが

ヨガでは膝をついて行うポーズもありますが、その場合、膝が痛くなりやすい人とそうでない人がいます。この差は何でしょうか?

「そうですね、いろいろ考えられますが…大人の女性であれば、可能性として、ももの裏の筋肉の弱さが考えられます。この筋肉が弱いと、膝立ち時に膝の前がせり出し、そこに大きな負担がかかって痛みを感じることがあります。」


(ー_ー)!!そうなんですね!私たちの後ろ、自分では見えないところで頑張ってくれているもも裏の筋肉。ありがとうハムストリング。この膝のせり出しは


こういった踏み込みのポーズでも起きる現象とか。この負担を軽減するための大原則が「膝はかかとの上、つま先方向にまっすぐ踏み込むこと」。そのためには、まず股関節の柔軟性と脚力に応じたポジションに踏み込む足を着地すること、そして膝とつま先の方向をそろえて踏み込むこの動きを体に覚えてもらうことが重要です。そのための練習としてこはた先生が教えてくださったのが

これ!(「#手を上げろ!#ネコ」で検索すると出てくるかわいい子ネコの写真を連想してしまい、取材ビデオには異常に喜ぶBambooの笑い声が。先生、失礼しました。)部屋の隅に背中を当て、足を壁にくっつけます。足が離れないようにして、しこを踏む要領でゆっくり腰を落としていくというやり方です。さっそく家に帰ってやってみると、膝が内側に入らないようにするためにどこの筋肉が動員されるかがとてもよくわかります。ポーズの中ではつかみにくい感覚‼ 

さあみなさん、まずはお部屋を片付けて適切な隅っこを作り、やってみましょう(*^^*) 目からうろこです!

先生、ためになるお話を今回もありがとうございました(^^)

Bamboo Yoga

東京都足立区を中心に活動中。 指導内容 リラックス/パワーヨガ 乳がんヨガ シニアヨガ いすヨガ など