初詣♪その2。
大人になると用事のあるところにしか行かなくなりますね。子供のころに慣れ親しんだ場所が久しぶりに訪れると見違えるようになっていて驚くことがあります。いつもの実家への道ですが、今朝も少し寄り道して、懐かしい場所をめぐってみることにしました。
子供時代の私のテリトリーとほぼかぶっています。今日は白髭神社まで行ってみようかな。
この辺ではかなり有名な洋食屋さんは
ステーキが有名なのですが、ハンバーグやフライなど「THE洋食」が私には懐かしく、おいしい気がします。
食品サンプルは芸術ですね‼
その美しさに見とれることしばし(・´з`・)
ショーケースの清潔さにも店のプライドがうかがわれます。
さらにきこきこと自転車をこぎ続け、
白髭神社に到着。
猿田彦大神をお祭りするこの神社。猿田彦大神は、天孫降臨の際に道案内をしたという神話から、みちひらきの神様といわれるそうです。
旅行や交通の安全、新しい物事を始めるときには進むべき道を示してくれくれたりするとか。下町のこの辺りでは、お客様を道案内してお招きする、というところから、近在の商人などから厚い信仰を受け、
この一対の狛犬は、いずれも大店として知られた吉原の遊郭松葉屋と、そこへ酒や料理の仕出しをしていた山谷の料亭八百善が1815年に奉納したもの。
墨田区の登録有形文化財になっています。
八百善のあった山谷は、戦後日雇い労働者向けの簡易宿泊所のお集まったいわゆるドヤ街として有名に。私が子供のころは、町の角々には立ち飲み屋があり、午前中から賑わっていました。道端で寝入ったりふらふらと車道を横切ったりする酔っぱらいに用心し、車で配達に回る父もそろそろとこの町を通り抜けていたとか。最近では外国人旅行者向けの安宿に姿を変えたドヤ(簡易宿泊所)も多く、日中の酔っぱらいに代わり、金髪の欧米人などよく見かけるようになりました。遠い国からお客さんがやってくるようになったのも、猿田彦大神のお導きかもしれませんね。
さて、猿田彦大神にお別れを言ってさらにきこきこ。
懐かしいきびだんご。よく行商を見かけましたが実は私はあまり好きではなく、友達が買って食べているのを眺めているほうが多かった。
あの行商はこのお店から来ていたのかな?開いていないので確認できませんでしたが。
さて、実家には2000年に回った七福神の
寿老神!そして
勢ぞろいするとこんな感じ。
お願い事をしたい神様を先頭にのせるとよいといわれています。
寿老人をお祭りする白髭大明神は、実は寿老人とはゆかりのない神社。
江戸時代、隅田川で七福神をしたいと言い出した風流人が、近くにお祭りした神社がない寿老人については「白髭、て、寿老人っぽい!」という理由から白髭大明神でお祭りしていることにしたそうです。ちょっといいかげんなところが江戸人っぽい(*^^*)。
白髭大明神は猿田彦大神をお祭りしているわけですから、隅田川七福神の寿老人=猿田彦大神、というわけですね。そんな理由から、白髭大明神では寿老神、と書くそうです。
この宝船の船頭さんは猿田彦大神、つまり導きのプロ!
今年はこのフォーメーションでいくことにしました(^^♪
何事も良い方向へと進んでいきますように。
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