金融機関での硬貨の取り扱いに手数料がかかるようになりましたね。

電話機の横で、ほぼインテリアと化していたぶたちゃんの貯金箱ですが

ふと思い立って中身を出してみれば

5000円分ほどの小銭が出てきました。

そしてその他にも

商売柄、毎週大量の100円玉が私のもとに集まってきます。

銀行への預け入れに手数料がかかるなら、

日常の買い物で使えばよいわけですが

気づけば最近の買い物はほとんどカード決済。

もうこれは

現金払いだと割引されるという理由で、

カードを使わないことにしている

某スーパーの支払機さんにおねがいするしかありません。

10枚の100円玉を小袋に入れたものを三つほど用意し

さらに１円玉と5円玉でパンパンになった財布をもって

〇ケーに買い物に行きました。

そして会計機に向かい

硬貨詰まりに注意しつつも手際よく

ザラザラ～と

２袋分、20枚の100円玉をながしこんで

「おお、快感!(^^)!」

と喜んだのもつかの間。

会計機で使える硬貨はたしか20枚までだったことを思い出し

てことは、

さらに足りない端数分は

お札で払うってことじゃん！

作戦失敗です。

追加で入れたお札は

大量の小銭になって返ってきました。

コラ！はよー気づけ、私。

ところで、

昨日は節分。

大晦日でさえ20時過ぎに寝てしまう我が家ですが

節分の豆まきは欠かすことなく

帰宅したばかりでネクタイをしたままのタケシは

豆の入った容器をもって私の横に控えます。

「いざ！」

「おにはーそと、おにはーそと！」

本当は

成田山の力士や歌舞伎役者のように

盛大にやりたいものですが

中年二人の事ですし、昨今色々苦情もありますので

仕方ありません。

一度に一粒ずつ

小声でまくという

気合に見合わない控えめな豆まきです。

ところが今年は

私が鬼に向けて投げた、たった2粒の豆が

2粒とも

物干しざおにあたって跳ね返ってきたではありませんか。

「不吉だ…！」

されば拙者が、との勢いで

続いてタケシが投げた豆も

これまたすべてが物干しざおにあたって

粉々になって跳ね返ってきたのです。

「やばあーい!!」

でも大丈夫です。

こういう時のために

このうちわがあるのです！

タケシがパタパタと念入りにあおいで厄を払い、

豆まき終了。

今朝ベランダで

粉々になった昨夜の豆を掃除しながら

なんとなく

昨日スーパーの支払機が返してきたあの

大量のおつりを思い出し

笑ってしまいました。