2021年5月の色は藤色
5月になりました。
今年は季節が随分と早い気がします。
例年は5月に見ごろを迎える西新井大師の藤ですが
4月半ばのこの日
よい香りを漂わせつつ、優雅に風に揺れていました。
この藤の花の色は平安時代から「藤色」として親しまれて来たそうです。
そういえば枕草子でも
あてなるもの(=上品なもの)
薄色に白襲(しらがさね)の汗袗(かざみ)。
雁の子。削り氷(けずりひ)にあまづらに入れて、新しき鋺(かなまり)に入れたる。
水晶の数珠。藤の花。梅の花に雪の降りかかりたる。
いみじう美しき児の、いちごなど食ひたる。
ということで、
2021年5月は
藤色で上品にスタートしましょうね~
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